NETIS登録 KTK-180004-A

リフレドライショットのタイプと用途

■標準タイプ

試験方法

■高強度タイプ

試験方法
用途

橋梁、港湾、トンネル、河川、水路、工場、建築物、上水道、下水道等の一般環境下における補修・補強
(耐震補強含む)

■耐酸タイプ

試験方法
用途

上水道、下水道、工場等において耐硫酸性が要求される箇所における補修・補強

リフレドライショットのタイプ別仕様

「標準タイプ」

■配合例

工法比較表

■主な性能例

工法比較表

■鉄筋背面への充填性

JHS432「断面修復用吹付けモルタルの試験方法」に準拠し、下に示す型枠を天井面に設置し、「リフレドライショット」を吹付けました。試験体は、材齢7日経過後に図に示す観察対象位置で切断し、切断面での鉄筋付近の充填状況を目視し、空隙の長さを測定した結果、空隙の合計長は0mmであり、良好な充填性が確認できました。

試験方法
A-A´断面

A-A´断面

B-B´断面

B-B´断面

C-C´断面

C-C´断面

■揺動試験による性能試験

新藤試験体

振動試験体(振動負荷終了時)

JHS432による振動下における吹付け性能評価試験において、ひび割れ・はく離がないことが確認されました。

■圧縮強度測定例

新藤試験体

振動試験体(振動負荷終了時)

「高強度タイプ」

■高強度配合

工法比較表

■細粒配合

工法比較表

※リフレドライショット(細粒タイプ)の名称を変更致しました。

「耐酸タイプ」

■概要

○抜群の厚付け性

○低粉塵,低リバウンド
 (従来の乾式1/2以下)

○長距離圧送性(最大300m)

リフレドライショット(耐酸タイプ)は今までにない「高耐硫酸性」を有したポリマーセメント系「乾式吹付け専用材」です。乾式吹付けにより,従来の湿式吹付けでは成しえない圧倒的な厚付け・圧送性能で施工性が飛躍的に向上できます。また,リフレドライショット(耐酸タイプ)は下水道事業団のセメント系補修材の2つの規格適合品(断面修復材及び防食被覆層)であるため,同一材料で効率的な補修がおこなえ作業工程の簡素化が図れます。

新藤試験体

下水処理施設吹付け状況

❶ 日本下水道事業団耐硫酸モルタル(C種)に相当する「高耐硫酸性」

○耐硫酸性試験後外観の比較(5%硫酸浸漬:28日)

高耐酸試験結果
❷ 厚付が可能なことにより断面修復部,防食被覆層も「同一材料で補修可能」
→工期短縮につながります。
新藤試験体

■地下構造物への適用事例

新藤試験体

最初沈殿池、反応タンク等の地下施設や処理水流入下でも施工可能

■配合例

工法比較表

■主な性能

工法比較表